神照稲荷は神照寺第十一代住職天阿上人(てんなしょうにん)が開いた、ダキニ天稲荷である。
天阿上人は近江町出身。 神照寺で得度し京都醍醐寺で修行。 伝法灌頂を受け、京都伏見稲荷の境内地の愛染寺(現在は廃寺)の初代住職となり、 狐つきの秘法(精神異常をなおす秘法)を修し、伊勢や江戸に兼務寺を持った。
55歳の時に、ダキニ天のお告げにより神照寺住職となる。 この時、愛染寺よりご本尊ダキニ天と歓喜天(お聖天さま)を神照寺に祀った。 76歳までの間、神照寺の法灯を守った
神照寺縁起はこちら>>